営業メールを作るたびに、毎回ゼロから文章を考えていませんか?
新規開拓、商談後のお礼、返信がない相手へのフォローなど、営業ではメールを書く場面が多くあります。1通ずつは短くても、積み重なると意外と時間を取られます。
そこで使えるのがAIです。
営業メール作成AIを使えば、文章のたたき台を短時間で作れます。ただし、「営業メールを書いて」と頼むだけでは、どの会社にも送れそうな文章になりがちです。
営業メールで大事なのは、文章のきれいさよりも「なぜこの会社に連絡したのか」「相手にどんなメリットがあるのか」が伝わることです。
この記事では、営業で使いやすい7つの場面に分けて、そのまま使えるAIプロンプトを紹介します。
営業メール作成にAIを使うメリット
AIを使う一番のメリットは、メールをゼロから考える時間を減らせることです。
相手企業の情報、営業目的、自社サービスなどを入力すれば、まず下書きを作ってもらえます。
あとは人間が内容を確認して直せばいいので、毎回「どう書き始めよう」と悩む必要がありません。
また、次のようなルールをAIに指定しておけば、営業チーム内でメールの型もそろえやすくなります。
- 件名は短くする
- 冒頭で連絡理由を伝える
- 自社説明を長くしない
- CTAを一つにする
企業ごとに業界や事業内容を入力すれば、会社名だけを変えたテンプレートよりも、相手に合わせた文章を作りやすくなります。
AIに営業メールを丸投げしない
AIは便利ですが、そのまま送れる完成品を毎回作ってくれるわけではありません。
例えば、
「新規開拓の営業メールを書いて」
とだけ入力すると、それらしい文章は出てきます。
ただ、相手からすると「なぜ自分たちに送ってきたのか」が分からないメールになりやすいです。
AIには最低でも、次の情報を渡した方がいいでしょう。
- 誰に送るのか
- なぜ連絡するのか
- 何を提案するのか
- 相手に何をしてほしいのか
また、企業名、担当者名、実績、数字、過去の商談内容などは必ず人間が確認してください。
AIは自然な文章の中に、事実ではない情報を入れることがあります。
返信されやすい営業メールの基本
営業メールを作るときは、次の4つを意識します。
件名
何についてのメールなのか分かる内容にします。
「サービスのご案内」だけよりも、相手が内容を判断できる件名の方が使いやすいです。
冒頭
最初から自社サービスの説明をするのではなく、「なぜ連絡したのか」を先に伝えます。
本文
自社の機能や特徴を並べるよりも、「相手にどんなメリットがあるのか」を中心にします。
CTA
「お打ち合わせできれば幸いです」だけではなく、次のように相手が返答しやすい形にします。
15分ほどオンラインでお話しできればと思いますが、ご都合いかがでしょうか。
コピペで使える営業メール作成AIプロンプト7選
ここからは、そのまま使える営業メール作成プロンプトを紹介します。
【】の部分を、自社や相手企業の情報に置き換えて使ってください。
① 新規開拓・初回アプローチ
まだ接点のない企業へ、初めて営業メールを送るときに使います。
あなたはBtoB営業の営業ライターです。
以下の情報をもとに、新規開拓用の営業メールを作成してください。
【相手企業名】
【業界】
【事業内容】
【担当者の役職】
【自社サービス】
【解決できる課題】
【メールを送る目的】
【CTA】条件:
・冒頭で連絡理由を伝える
・相手にとってのメリットを中心にする
・自社説明を長くしない
・件名を3案出す
・入力されていない情報を推測しない
・短く読みやすくする
② 休眠顧客への掘り起こし
以前接点があったものの、しばらく連絡が止まっている顧客へ再アプローチするときに使います。
以下の情報をもとに、以前接点があった顧客への再アプローチメールを作成してください。
【企業名】
【過去の接点】
【最後に連絡した時期】
【以前話した内容】
【今回伝えたい内容】
【CTA】条件:
・過去の接点を自然に振り返る
・突然売り込まない
・相手の現在の状況を決めつけない
・短く返信しやすい文章にする
③ 商談後のフォローアップ
商談後のお礼と、次のアクションをまとめて送りたいときに使います。
以下の商談情報をもとに、お礼とフォローアップメールを作成してください。
【企業名】
【担当者名】
【商談日】
【商談内容】
【相手が話していた課題】
【提案内容】
【次回アクション】条件:
・最初にお礼を伝える
・商談内容を簡潔に振り返る
・次回アクションを明確にする
・決まっていない予定を勝手に追加しない
④ 問い合わせ・資料請求後のフォロー
問い合わせや資料請求があった相手に、次のアクションを促したいときに使います。
以下の情報をもとに、問い合わせ・資料請求後のメールを作成してください。
【企業名】
【担当者名】
【問い合わせ内容】
【相手が知りたい内容】
【自社から伝えたい内容】
【CTA】条件:
・最初にお礼を伝える
・相手が関心を持っている内容を中心にする
・一方的な売り込みにしない
・次の行動が分かるようにする
⑤ 返信がない相手へのリマインド
一度メールを送ったものの、返信がない相手へ再度連絡するときに使います。
以下の情報をもとに、返信がない相手へのフォローメールを作成してください。
【企業名】
【担当者名】
【前回のメール内容】
【前回送信日】
【今回確認したいこと】
【CTA】条件:
・催促感を強くしない
・相手を責めない
・前回の内容を簡潔に振り返る
・本文は短くする
⑥ 企業情報を使ったパーソナライズ
企業ごとに内容を変えた営業メールを作りたいときに使います。
以下の企業情報を使って、相手企業向けの営業メールを作成してください。
【企業名】
【業界】
【事業内容】
【確認済みの企業情報】
【想定している課題】
【自社サービス】
【提供できる価値】
【CTA】条件:
・入力した情報だけを使う
・企業の課題を断定しない
・存在しないニュースや実績を追加しない
・冒頭で「なぜこの会社に連絡したのか」を伝える
⑦ 今使っている営業メールを改善する
現在使っている営業メールを見直したいときに使います。
以下の営業メールを分析して、相手が読みやすく、返信しやすい文章に改善してください。
【ターゲット】
【営業目的】
【自社サービス】
【CTA】
【現在の営業メール】確認する項目:
・件名
・冒頭2行
・本文
・相手にとってのメリット
・CTA
・営業色の強さ改善した理由も簡単に説明してください。
AIで作った営業メールは必ず確認する
AIが作った文章は、そのまま送らない方が安全です。
特に、次の情報は必ず確認します。
- 企業名
- 担当者名
- 実績
- 数字
- サービス内容
- 企業情報
また、
「御社は○○に困っていると思い、ご連絡しました」
のように、相手の状況を勝手に決めつけていないかも見ておきましょう。
AIに下書きを作らせて、最後は自社の言葉に直す。この使い方の方が、いかにもAIで作ったような営業メールになりにくくなります。
営業メールは送った後が大事
営業メールは、文章を作って終わりではありません。
送った後に、次のような反応を確認します。
- どの件名で返信があったか
- どのターゲットから反応があったか
- どのCTAが使われたか
反応が良かったメールがあっても、その文章をそのまま全企業に送るのではなく、「なぜ反応が良かったのか」を考えて別のメールに活かす方が使いやすいです。
営業メール作成AIを営業に活かすならリアボルド
AIを使えば、メールを作る時間は減らせます。
ただ、営業で考えるべきことはメールだけではありません。
営業戦略 → ターゲット選定 → アプローチ → フォロー → 商談
という流れ全体を見る必要があります。
リアボルドでは、営業メールの作成だけではなく、営業戦略の設計や営業活動の仕組み化、商談獲得まで幅広く支援しています。
例えば、
- 新規顧客へのアプローチを増やしたい
- 営業の進め方を整理したい
- 商談につながる流れを作りたい
という場合は、営業メールだけでなく営業活動全体を見直してみるのも一つの方法です。
まとめ|営業メール作成AIは下書きに使うと便利
営業メール作成AIは、メールをゼロから考える時間を減らすのに便利です。
今回紹介したプロンプトは、次の7つです。
- 新規開拓
- 休眠顧客
- 商談後
- 問い合わせ後
- リマインド
- パーソナライズ
- メール改善
ただし、AIに文章を書かせるだけでは十分ではありません。
誰に送るのか。
なぜ送るのか。
相手に何をしてほしいのか。
ここを先に決めて、AIには下書きを任せる。
最後は人間が確認する。
このくらいの使い方が、営業メール作成AIを取り入れるうえではちょうどいいでしょう。


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